モノづくりスペシャリストのための情報ポータル「MONOist」での連載第3回目がアップされました。
今回は国内の排ガスに関する紹介です。NOx、NH3、N2Oといった、環境や人体に悪影響を及ぼす窒素化合物はどこから放出されているのでしょうか?また、どういった悪影響があるのでしょうか?どれも同じようなところから出ているのかな、と思いがちですが、結構違うところから出ているのです。となれば、対策もなかなか難しそうです。
連載第四回はこちら
Nanoparticle Functional Design Group, Nanomaterials Research Institute, AIST
産総研ナノ材料研究部門ナノ粒子機能設計グループ
福島第一原子力発電所事故では大量に発生した除染廃棄物の体積を減らすための技術として、灰を洗浄して、放射性セシウムを除去する方法が検討されています。除去された放射性セシウムは吸着材で回収することで、廃棄物の体積を1/100以下にすることが期待されています。
産総研は、三菱総研(株)、(株)フソウと共に、中間貯蔵施設を運転・管理しているJESCOの実証試験を進めています。今回、私たちが開発した技術が放射性セシウムを吸着材に回収させ、安定化する技術に選定されました!
関係する産総研の過去のプレス発表はこちら
植物系放射性セシウム汚染物を除染・減容するための実証試験プラント(2012/11/12)
植物系放射性セシウム汚染物の焼却灰を除染する技術を実証(2013/11/20)
Group members in 2023fy has been updated!
2023年度は田中寿がGLとなり、山口匡訓研究員が新たにグループに入りました!当グループの若手メンバー、首藤雄大研究員の論文 "Recovery of Pure Methanol from Humid Gas Using Mn–Co Prussian Blue Analogue" が「ACS Applied Materials & Interfaces」に掲載され、論文中のイラストは同誌のFront Coverに採用されました。ACSによる表紙紹介はこちらです。→ACS Applied Materials & Interfaces | Vol 15, No 9
今回の成果発表の主役は、髙橋さんとおなじチームに所属する首藤研究員。
— 産業技術総合研究所(産総研) (@AIST_JP) February 16, 2023
メタノール吸着材もムービーのように「振って遠心分離」を繰り返して完成したものなんだそう。
Q:首藤さん、今回の成果のポイントをおしえて! pic.twitter.com/v64QqRgKkN
川本徹首席研究員がプロジェクトマネージャーを務める窒素循環技術開発に関するムーンショット型研究開発事業が内閣府HPで紹介されました!
The moonshot R&D project on the development of nitrogen circulation technology, for which Dr. Toru Kawamoto is the project manager, was introduced on the website of the Cabinet Office!
https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/visit/07/kawamoto.html