2023/08/21

放射性セシウム減容実証試験における「吸着・安定化技術」に選定されました

 福島第一原子力発電所事故では大量に発生した除染廃棄物の体積を減らすための技術として、灰を洗浄して、放射性セシウムを除去する方法が検討されています。除去された放射性セシウムは吸着材で回収することで、廃棄物の体積を1/100以下にすることが期待されています。

産総研は、三菱総研(株)、(株)フソウと共に、中間貯蔵施設を運転・管理しているJESCOの実証試験を進めています。今回、私たちが開発した技術が放射性セシウムを吸着材に回収させ、安定化する技術に選定されました!


詳細はこちらの三菱総研のプレス発表をご確認ください!

関係する産総研の過去のプレス発表はこちら
植物系放射性セシウム汚染物を除染・減容するための実証試験プラント(2012/11/12)
植物系放射性セシウム汚染物の焼却灰を除染する技術を実証(2013/11/20)