2015/09/14

[Events]水中放射性Csモニタリング:クロスフローフィルター法

「水中の放射性セシウムのモニタリング技術を考えるシンポジウム」を産総研、筑波大の共催で開催いたしました。その中で開発技術の実機展示、ご紹介をさせていただきました。

当グループが開発したプルシアンブルーまたはその類似体ナノ粒子を担持した放射性Cs濃縮装置が二件展示されました。

"Symposium for monitoring technology for radioactive Cs in solution" have been held. In the symposium, 2 equipment utilizing Prussian blue nanoparticles or its analogues  was presented. 


放射性Csを懸濁態、溶存態に分けて濃縮する装置(オクトサイエンス DBW-24)/ System for radioactive Cs concentration, with separating into suspended substances(SS) /dissolved substances(DS). 

最新装置では操作盤による簡便操作が可能に/ Operation board of new system



懸濁態を濃縮液として回収可能。放射性Csだけでなく、様々な懸濁態の分析に利用できます/ concentrated SS can by recovered as solution, that can be used for various analysis.


こちらは懸濁態、溶存態を分けて回収する装置で、懸濁態の回収にクロスフローフィルターを利用しています。平水時でも懸濁態を回収でき、様々な分析が可能です。溶存態回収にはPBフィルター法を利用しています。オクトサイエンスさんから販売されていますので、ご興味ある方はお問合せください。

オクトサイエンスHP

◆会合名◆水中の放射性セシウムのモニタリング技術を考えるシンポジウム
◆日程◆ 2015/09/14(月) 13:00-17:00
◆場所◆筑波大学東京キャンパス