このたび、ムーンショット型研究開発事業の技術検証に関する協定書を大阪府堺市と締結いたしました。
本協定は、人為活動に由来する有害な窒素化合物の無害化・資源化を実現するため「革新的な窒素循環技術」の確立を目指し、排ガスや廃水中に含まれる窒 素化合物の資源アンモニア化技術の構築を目的とします。
本技術検証においては、石津水再生センターに流入する下水を利用し、下水中の窒素化合物を有価物であるアンモニアに変換・濃縮する一連のプロセス技術(微好気窒素変換、膜濃縮、吸着等)をパイロットスケールで実証します。
本協定に係る研究は産総研が主導し、農工大、神戸大、阪大、山口大、キリンHD、東洋紡MC、フソウ、の各機関が参画するプロジェクトとなります。
今後の研究成果にどうぞご注目下さい。
堺市の公式HPでも紹介されています。→ 12月22日提供 産業技術総合研究所と下水中の窒素化合物をアンモニアに資源化する実証実験の協定を締結しました 堺市